- 1
- 2
__それでは、smartの魅力をどこに感じますか?
信國:最近、アリゾナでアメリカの先住民“ラコタ族”と出会い不思議な体験をしたのですが、そのとき、「服を作る仕事をしているのなら、まず素材の持つエネルギーを感じ取らなければいけない」と諭されました。この言葉がとても心に残って、また彼らの個人を超えて奉仕する生き方みたいな部分にも感銘を受けました。そして、自分の服もそういうものでありたいと考えて、新しいブランド“BOTANIKA/taishi nobukuni”を立ち上げたんです。表現したいことがアンチエスタブリッシュメントのようなものから、環境や人に対する癒しにシフトしたというか……。
- “BOTANIKA/taishi nobukuni”ではオーガニック素材を積極的に使う服作りを展開し、本当の着心地の良さとか、からだに優しい本質的なものを求めて仕事をしています。
__信國さんはクルマに何を求めますか?
-
信國:私がこれまでに所有したのは、ほとんどが4気筒エンジンでマニュアルトランスミッションの小さなクルマでした。理由はひとつ。自ら運転して、意のままにクルマが動いているという“走っている感”に浸りたいからです。
- 1
- 2