INTERVIEW vol.02 信國 大志

さまざまなジャンルで活躍される方々に、実際に新型smartを体感してもらいました。その中で、smartのいろいろな使い方、楽しみ方をその人の感性で語っていただき、そこから発信される「smart style」をインタビュー形式でお送りします。

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一番心に残ったのは、“走っている感”がちゃんと伝わってきたこと。

INTERVIEW vol.02 信國 大志
信國 大志

BOTANIKA/taishi nobukuni デザイナー

1970年、熊本県生まれ。
88年、セレクトショップ「ダイス・アンド・ダイス (DICE AND DICE)」の設立に参加。 91年、渡米しバイヤーとして活動。92年、渡英しビスポークテイラー「チャーリー・アレン (Charly Allen)」の下で英国伝統のテーラリングを修得。 93年、渡仏しジョン・ガリアーノに師事。 2000年、東京にオンリーショップ「TAISHI NOBUKUNI TOKYO SHOP」をオープン。 2004年、タケオキクチのクリエイティヴ・ディレクターを務める。 2008年より「TAISHI NOBUKUNI」ブランドを「BOTANIKA / taishi nobukuni」に変更リスタート。 オーガニックを中心としたアースコンシャスに関心を持ち、本人もベジタリアンを実践中。又、現在も複数のプロジェクトに参加し、活躍が大いに期待される。

__タケオキクチのクリエイティヴ・ディレクターを務めるなど、常に最先端のファッションに関わってきた信國さん。2000年、“TAISHI NOBUKUNI TOKYO SHOP”をオープンした際、店名に「I don’t give a shit」と添えていらっしゃいましたね。


信國:勝手にしやがれ……、そんな意味合いで、「周りなんか気にしない、我が道を行く」といった気持ちを表現した言葉です。海外生活の中で、独自のスタイルを確立し、自己表現をする若い人たちにたくさん出会いました。そこから受けた影響が大きかったのかな。“自身のスタイルを信じ、エスタブリッシュメントに対抗する強い心”を持ちながら作品を作っていたわけです。お店を開いた場所も、例えば代官山ではなくて当時はあまり注目されていなかった中目黒にしたのも、そんな気持ちがあったからですね。

INTERVIEW vol.02 信國 大志

__信國さんが生み出す作品には、強烈な個性、そして存在感を感じます。それは、smartの斬新さ、既存のクルマの枠にとらわれない成り立ちと重なり合うのではないかと思いますが?

 

信國:第二世代になってメカニズムは大きく進化し、クオリティも向上しているのでしょうが、モデルチェンジをしても独自のコンセプトやパッケージングはそのままですよね。まさに自分の世界を貫いている。メルセデスは“smart”という考え方にすごく自信があるのだと思います。
それともうひとつ、私はこれまで小さいクルマばかり所有してきました。「何で、そんなクルマに?」ってよく言われるけれど、大きくて立派なクルマに乗って偉く見せたいとか、カッコつけて女の子にモテたいとか、そんなことを考えたことがなかった。クルマには明らかに“クラス”があって、高価なモデルを所有することで自分の立ち位置や力を表現するっていうことも確かに多い。
でも、smartはそんなクルマのヒエラルキーとはまったく関係のない世界にある、クラスレスな存在だと思うんです。そんなクルマをメルセデスが手がけているというところが、とっても面白い。

 

 

 

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