さまざまなジャンルで活躍される方々に、実際に新型smartを体感してもらいました。その中で、smartのいろいろな使い方、楽しみ方をその人の感性で語っていただき、そこから発信される「smart style」をインタビュー形式でお送りします。
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これからsmartが、当たり前の選択肢に育っていく予感がします。
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清野 玲子
カフェエイト /プロデューサー
1968年、東京都生まれ。
生まれながらにして「母乳も牛乳も受け付けず、豆乳で育った」ベジタリアン。99年から動物性のものは一切摂らない「ビーガン」食に切り換える。2000年、料理、空間、すべてに関わるプロデューサーとしてビーガンフードカフェ「Cafe Eight」を生み、国内外のアーティストからも高い評価を受ける。03年9月表参道にオープンした「PURE CAFE」では、さらにカジュアルでファッション性の高いベジタリアンフードとエコロジーのあり方を提案している。
__2000年にスタートさせたヴィーガンフードカフェ「Cafe Eight」をはじめ、“食”のお仕事が注目を浴びていますね。
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清野:自分がカフェのプロデュースをするとは思いもよりませんでした。いまでも本業はアート・ディレクターなのだけれど、たまたま知人に「カフェやらない?」と、誘われたのがきっかけです。バブル直後だったかな、料理の写真撮影に携わっていたことがあって、現場では高級食材がたくさん余るんですよ。それを会社に持ち帰って、あとで自分なりに調理したり……。撮影現場でご一緒する一流の料理人さんにも、いろいろ教えてもらいました。楽しかったですね。その後も自分の料理でもてなすホームパーティをよく開いていたのですが、そんな私の様子を見て声をかけてくれたんです。
__思い切りよく、別世界に飛び込みましたね。
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清野:カフェを始める前に映画のプロデュースをしたことがあって、これがものすごく大変で……。まさに自分の限界を知るような仕事でした。だからまるで畑違いの仕事でも、“映画に比べたら簡単”。そう思ったんです。映画を作っていなかったら、やっていなかったかもしれませんね。それに私自身が動物性のものは一切摂らない“ヴィーガン”食で生活していましたから、その経験をもとに始めたら面白いカフェになるのではと……そんな考えもありましたね。