ホーム>smart drive>ジャーナリスト試乗レポート

ジャーナリスト試乗レポート

すべてが良くなった……でもスマートのまま:三好正巳

三好正巳

 全長2.5mの、ちょっとオモチャっぽさのある移動ツールというところが気に入って、スマートを4年前から所有しています。先代モデルのオーナーとしては、ボディサイズの拡大が気にかかりましたが、実際に乗ってみると“クルマらしく”なったという印象を受けました。

 とにかくすべてが良くなっています。サイズについてはシートが大きくなるなど室内空間にゆとりが生まれ、1クラス車格がアップしたという感じかな。

 走りがスムーズになり、ステアリングをはじめ操作系がしっとりとフィールが好ましくなったのもいいですね。操縦安定性も向上して、高速走行も安心感が増しています。

 完成度が飛躍的に高められましたが、同時にスマートらしさは健在。小さいのにチープさは皆無。こんなクルマっていまでもほかには見あたりません。軽自動車でも立ち往生しているような狭い駐車場や路地に、スッと入って行けたりする時には、やはり優越感を感じるよね。きっと都内で狭い駐車場を探すことが楽しくなりますよ(笑)これもオンリーワンの魅力というものですかね。

 
ジャーナリスト試乗レポートに戻る