さまざまなジャンルで活躍される方々に、実際に新型smartを体感してもらいました。その中で、smartのいろいろな使い方、楽しみ方をその人の感性で語っていただき、そこから発信される「smart style」をインタビュー形式でお送りします。
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ネーミングもコンセプトも、僕の仕事と重なり合う部分を感じます。
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中村 貞裕
プロデューサー / トランジット代表
1971年東京都生まれ。 慶応義塾大学卒業。95年伊勢丹に入社。01年に同社を退職。01年に現:株式会社トランジットジェネラルオフィスを設立し、カフェレストラン事業、ケータリング事業を展開する。
03年にHotel CLASKAなどのホテル運営事業に進出。今後もカフェやホテルの他、商業施設やマンションプロデュースなど話題の遊び場を創造すべく精力的に活動中。
__中村さんの仕事は、コンセプトが明快で、しかも斬新。常にオリジナリティ溢れる提案をされていますが、あるときロサンジェルスのホテルに衝撃を受けたとか……。
中村:ロスの“スタンダードホテル”のことですね。レセプションカウンターの後ろがショウケースになっていて、そこで女の子が本を読んだり、日記を書いたり、時には寝たり、まるで“暮らしている”かのよう。そのユニークさに心動かされました。僕も仕事のスタンスとして大切にしているのはユニークさ。初めて手がけたカフェ「OFFICE」も、その後の「SIGN」も、そしてホテル「CLASKA」だって、ほかと違うから注目されたわけです。
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だからでしょうか、smartってすごく気になる。際だってユニークなクルマでしょ。ネーミングもそうだしコンセプトも、僕の仕事と重なり合う部分を感じます。 それともうひとつ、仕事ではいつもさまざまな場所を“遊び場”にしたいと考えていて、“遊び心”というのも、僕にとって重要なキーワードなんです。smartのデザインはウィットに富んでいる。あらゆる部分に遊び心が感じられるし、逆に言えば遊び心をクルマで表現できる。そんなところにもシンパシーを感じますね。
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__代官山周辺で試乗していただきましたが、実際に運転した印象はいかがでしたか?
中村:実はモデルチェンジ前のsmartに乗っていたことがあるんです。
そんな僕でも新型を初めて目にして、「こんなに小さいんだ」と改めて驚かされました。ひと回り大きくなったそうですが、それでも小さい。室内は広いのに、外から眺めるとほんとにコンパクトで、ちょっと感動。それに駅前のさほど広くない道路でクルッと簡単に方向転換できちゃった。やはり小さいというのは便利。いわゆる一般的な乗用車の感覚とは違う……、そうスクーターのような感覚で乗れます。狭い道も通ってみましたがスイスイ走れるし、路地や裏道を使うことが多い都市には、とてもフィットすると思います。