CAFE246

店内は、約40年前の面影を残すタイルの壁と、当時の職人技である人研ぎ仕上げの大理石のフロアー。その空間には、ヤコブセンやイームズなど建物と同じ時代に生まれたミッドセンチュリーデザインをセレクト。ゆったりとした午後に、心地よい夜風と共に、愛犬と一緒にも楽しめる開放感たっぷりの明るいテラス。人生の旅の途中で車を停め、ひと息つける「ドライブイン」のような存在。仕事の合間のランチタイム、夜の仲間との食事、週末のゆったりとした時間。日常生活の中でリフレッシュできる、どんなときでも自分らしく過ごせる場所。
URL : http://www.cafe246.com/

THEME < > DRIVE YOUR LIFE!

右に向かえば六本木、左を向けば赤坂、後ろを振り返れば渋谷。そんな東京を象徴するような街が交差する場所、青山一丁目。その都会の交差点の真ん中に「246 : CAFE <> BOOK」はある。このcafe246の入るビルが建設されたのは1965年。当時は青山通り（現在の国道246号線）をマイカーでドライブすることは一流のステイタスだったそうだ。そんな青山のライフスタイルの変化を、長い間見続け、2004年にコンバージョンされ生まれ変わったこのビルの１Fにあるcafe246のコンセプトは「DRIVE YOUR LIFE!」。旅の途中で車を停めてひと息つけるドライブインのような、日常生活の中でリフレッシュできる場所を目指しているそうだ。

店内はコンバージョン前の面影を残すタイルの壁と、当時の職人技を感じさせる人研ぎ仕上げの大理石フロア。その空間にはヤコブセンやイームズなど、建物と同じ年代に生まれたミッドセンチュリーを軸に、さりげなく自己主張をする家具たちが行き過ぎないオシャレ感を演出している。ここに訪れる客層は様々で、ランチ、ディナーはもちろん、応接室のように利用する同じビルのSOHOオフィスや近隣のオフィスで働く人々。そして、休日は近隣に住む人々の、もう一つのキッチンとして愛用されているそうだ。

そんな幅広い客層を広く受け入れてくれるような雰囲気が、開放感のあるテラスや、裏手に設けられたもう一つのエントランスなど、そこかしこから感じられる。青山一丁目でしかできないカフェスタイル。確かにそれはここにある。