ホールスタッフから生まれるcafe246のメニュー。
cafe246のメニューには写真が一切使われていない。それは「有機野菜のグリル」「パルマ産生ハムとルッコラのピザ」の様に名前とイメージが直結するから、写真で説明されなくても、注文しやすいのだ。cafe246では新メニューの提案は料理長自ら決して行わない。それはお客と常に接しているのは、ホールのウエイター・ウエイトレスであり、彼らがお客と話をし、見て感じた事を持ち寄って、季節やお客のニーズに合わせたメニューをキッチンに提案する。そこで初めて料理長は、持てる技術と知識を使って、ホールの期待を上回るような答えを出す。だから、45品目もあるメニューには、小難しい名前の料理や、cafe246の空気感に合わないようなメニューは一つもない。それは、常にお客の目線で考えられ、作られてきたメニューだからだ。